日本通信「合理的シンプル290プラン」とOCN「500MB/月コース」、どっちがお薦め?

日本通信SIM「合理的シンプル290プラン」とOCNモバイルONE「500MB/月コース」は、どっちを選んだらいいのか?

2つのプランはドコモ回線の格安SIMの中でも特に安いプランです。料金に着目すれば日本通信SIMに軍配があがりますが、それ以外の点にも着目するとOCNモバイルONEを選択した方が良い場合もあります。

本記事では日本通信SIM「シンプル290プラン」とOCNモバイルONE「500MB/月コース」の共通点と違いを比較しながら、どちらがどんな人にお薦めなのかを探っていきます。

「シンプル290プラン」「500MB/月コース」詳細比較

SIM日本通信SIM
合理的シンプル290
OCNモバイルONE
500MB/月コース
回線キャリアドコモ(MVNO)ドコモ(MVNO)
初期費用3,300円3,300円
月額基本料290円550円
高速データ通信1GB500MB
データ繰越なしあり
データ追加
(有効期限)
220円/1GB
(当月)
550円/1GB
(3ヵ月)
1GB利用時290円770円*
3GB利用時730円990円*
6GB利用時1,390円*1,320円*
低速切替非対応対応
低速通信不可
(3月末まで最大128kbps)
最大200kbps
5G通信非対応対応
国内通話料11円/30秒11円/30秒
無料通話なし最大10分相当
定額通話70分/月 700円
完全 1600円
10分/回 935円
トップ3 935円
完全 1,430円
最安かけ放題1,890円1,980円
SMS国内送信料3円3.3円
eSIM対応非対応
プラン変更可(予定)
端末販売なしあり
自動停止/解約なしなし

* 上位プランを利用

2022年2月25日:OCNモバイルONEが5G通信に対応
2022年4月6日:日本通信SIMがeSIMに対応

「シンプル290プラン」「500MB/月コース」の共通点

  • ドコモ回線
  • 初期費用がある
  • 国内通話料11円/30秒、専用アプリ不要
  • 国内かけ放題の定額通話オプションがある
  • 上位プランに変更可能
  • 自動停止/解約されない

ドコモ回線

日本通信SIMとOCNモバイルONEはドコモ回線を使う格安SIMです。ドコモ回線最大のメリットは「安定した通信環境」が使えること。人口カバー率は99.9%以上なので人が住んでいる地域ならほぼ安定して電波が届きます。

現在ドコモを使っている人やドコモ回線の格安SIMを使っている人は、今使っている端末を継続して使えます。

初期費用がある

どちらも初期費用として3,300円かかります。月額基本料が安いだけに負担を大きく感じます。

キャンペーンを期待したいところですが、あまり期待できません。OCNモバイルONEは年1~2回くらいで実施、日本通信は新プラン導入時に実施されることがあります。

国内通話料11円/30秒、専用アプリ不要

国内通話料が11円/30秒と大手キャリアの半額で掛けられます。スマホ標準の通話アプリで通話しても11円/30秒です。専用通話アプリをインストールする必要がないので余計なアプリが増えません。

国内かけ放題の定額通話オプションがある

定額通話オプションとして「国内通話かけ放題」が選べます。国内通話かけ放題を提供している格安SIMは限られます。どちらも月額2,000円未満と格安で国内通話かけ放題が使えます。

上位プランに変更可能

上位プランに変更可能です。ただし、どちらのプランも上位プランと高速データ通信量以外のサービス内容が異なるので注意が必要です。

日本通信SIMの上位プランは超過データ料金がアップしますが無料通話が含まれるのでメリットが大きいです。

OCNモバイルONEは上位プランは無料通話がなくなりますが「端末セール」「OCN光モバイル割」の対象となります。端末セールの対象となるメリットは大きいです。

自動停止/解約されない

最安無料のpovo2.0や楽天モバイルは利用状況により自動停止/解約リスクがありますが、日本通信SIMとOCNモバイルONEは自動停止/解約されることはないので安心して使えます。

「シンプル290プラン」「500MB/月コース」の違い

  • 高速データ通信容量(1GBor500MB)
  • 低速切替の有無、データ超過時の通信
  • データ追加料金の差
  • 無料通話の有無
  • 定額通話オプションのラインナップ
  • 端末販売の有無
  • 追記:5G通信、eSIM対応の有無

高速データ通信容量(1GBor500MB)

高速データ通信容量は、シンプル290プランが1GB、500MB/月コースが500MBです。シンプル290プランは、月額基本料が安く、高速データ通信が2倍使えて非常にお得です。

ただし、データ繰越の有無を考慮すると実質的に使える容量に大きな差はありません。500MB/月コースは繰越があるので毎月使い切ることがなければ1GBくらいまで自然と貯まります。

また、OCNモバイルONEは平日昼の時間帯でも速度低下が少なく回線品質が高いです。一方、日本通信SIMは使用上問題ない程度ですが速度低下が起こります。

低速切替の有無、データ超過時の通信

両プランで一番使い勝手に影響を与えそうなポイントが低速モードです。

シンプル290プランは基本的に低速モードがなく低速切替もありません。データ超過時は公式サイト以外にアクセスが出来なくなります。暫定措置として2022年12月末までデータ超過時に低速で使えますが、その先の保障はありません。

500MB/月コースは低速切替があり、最大200kbpsで通信できます。データ超過時も低速で通信できます。

データ追加料金の差

データ追加料は、シンプル290プランが1GBあたり220円、500MB/月コースが550円です。シンプル290プランは非常に安いです。

ただし、シンプル290プランは従量制のため有効期限は当月内、繰越もありません。500MB/月コースは3ヵ月間使えるので有効的に使えます。

無料通話の有無

500MB/月コースには、最大10分相当の無料通話が付いています。無料通話は通話料から最大220円割引、11円/30秒だと10分相当という内訳です。

定額通話オプションのラインナップ

SIM日本通信SIM
シンプル290プラン
OCNモバイルONE
500MB/月コース
定額通話70分/月 700円
完全 1600円
10分/回 935円
トップ3 935円
完全 1,430円
最安かけ放題1,890円1,980円

定額通話オプションのラインナップは、シンプル290プランが「70分/月かけ放題」、500MB/月コースが「10分かけ放題」「トップ3かけ放題」と分かれています。通話の仕方や頻度で合う合わないがあるので気を付けたいポイントです。

完全(国内通話かけ放題)は、どちらにもあります。基本月額料と合算するとシンプル290プランの方が安いです。

端末販売の有無

日本通信SIMは端末販売をしていません。端末は自身で用意する必要があります。ドコモ回線なのでドコモの端末を使っている場合そのまま使えます。端末がない場合にはドコモで販売された端末やドコモ回線に対応したSIMフリー端末が使えます。

OCNモバイルONEと言えば端末の格安販売です。端末販売がメイン事業ではないかと疑いたくなるほど人気です。気に入った機種があるなら回線とセットで端末の購入をお薦めします。ただし、500MB/月コースは端末セールがほぼ対象外です。上位プランで申し込み利用開始後にプラン変更することで回避できますが短期間での変更はお薦めしません。

追記:5G通信、eSIM対応の有無

OCNモバイルONEが5G通信に対応しました。ドコモ5Gカバー率や小容量プランであることを考慮すれば、5G通信の必要性を感じません。使いたい人向けです。

日本通信SIMがeSIMに対応しました。4月6日現在、公式にサポートされているのはiPhoneとiPadのみです。eSIMの再発行費用が1,100円と高いので注意。

OCNモバイルONEの5G通信、日本通信SIMのeSIM、どちらも実用度としてはいまいちです。

まとめ:「シンプル290プラン」「500MB/月コース」どっちがお薦め?

「シンプル290プラン」「500MB/月コース」を選ぶ時、着目すべきポイントをまとめてみます。

SIM日本通信SIM
合理的シンプル290
OCNモバイルONE
500MB/月コース
月額基本料290円550円
高速データ通信1GB500MB
低速切替非対応対応
低速通信不可
(3月末まで最大128kbps)
最大200kbps
回線品質普通良い
無料通話なし最大10分相当
定額通話70分/月 700円
完全 1600円
10分/回 935円
トップ3 935円
完全 1,430円
端末販売なしあり

日本通信SIM「合理的シンプル290プラン」は、月額基本料と高速データ通信容量が非常に優れています。データ1GB使える音声通話SIMが月額290円は非常に魅力的です。

一方、機能面やサービス面で劣る部分もあります。低速および5G通信の提供なし、端末販売なしは気を付けたいポイントです。通話が多い場合には選べる定額通話オプションにも気を付けたいです。

上記がクリアできるならシンプル290プランは最適なプランになります。スマホの使用頻度が少ない人、アクセスの多い時間帯に集中して使わない人にお薦めです。

OCNモバイルONE「500MB/月プラン」は、料金面こそ劣りますが機能面やサービス面も含め非常に優秀なプランです。回線品質も良く、最大10分相当の無料通話も含まれており料金差以上の価値があると考えます。

気を付けたいポイントは、データ容量500MBでは足りないという人には適さないというくらいです。少し超えるくらいなら最大200kbpsの低速モードが使えますが、大きく超える場合には1GBで月額700円の上位プランやeSIMデータプランが月額440円で使えるIIJmioの併用も検討したいところです。

端末セールばかりが注目されるOCNモバイルONEですが、実はサービス面や回線品質も非常に優秀です。データ500MBで足りる人なら試してみる価値は十分にあります。懸念のあったバッテリ消費問題も改善され安心して使えます。欲しい端末の購入に合わせて試してみるのもいいと思います。

端末セールはほぼ毎月開催されているのでマメにチェックしてみてください。

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