UQ mobileは、iPhone 11 64GB/256GBを4月23日(金)に発売します。
iPhone 11は、6.1インチLiquid Retina HD ディスプレイ、A13 Bionicチップ搭載を搭載するiPhoneシリーズのハイエンドモデル。背面カメラに搭載する12MPの広角F1.8、超広角F2.4のデュアルカメラは、Deep Fusionやナイトモードの機能を備え、美しく精細な撮影が可能かつ暗所の撮影にも強いのが特徴です。おサイフケータイや防水防塵、ワイヤレス充電、eSIMにも対応。
iphone 11の販売価格
販売価格は、新規・MNPのくりこしプランSで64GBモデルが53,640円、256GBモデルが66,600円。くりこしプランM/Lで割引となり、それぞれ49,680円、62,640円。
アップルストアにて64GBモデルが71,280円、256GBモデルが88,880円で販売されているのに対し、UQ mobileでは、それぞれ17,640-21,600円、22,280-26,240円ほど安く購入できます。
機種変更は、くりこしプランS/M/Lで64GBモデルが62,640円、256GBモデルが79,920円。こちらもアップルストアより安く購入できます。
iPhone 11とiPhone SE 第2世代の比較
iPhone 11の発売に伴い、UQ mobileでは、iPhone 11とiPhone SE 第2世代の2機種のiPhoneが販売されることになります。
参考として、スペックや外観、維持費などを比較してみます。
iPhone 11とiPhone SEスペック比較
機種名 | iPhone 11 | iPhone SE 第2世代 |
---|---|---|
OS | iOS 13 | iOS 13 |
SoC | A13 Bionic | A13 Bionic |
本体 サイズ |
150.9x75.7x8.3mm | 138.4x67.3x7.3mm |
重量 | 194g | 148g |
バッテリ | 3110mAh(推定値) 最大17時間のビデオ再生 ワイヤレス充電 |
1821mAh(推定値) 最大13時間のビデオ再生 ワイヤレス充電 |
画面 | 6.1インチ IPS Liquid Retina HDディスプレイ 828x1792 |
4.7インチ IPS Retina HDディスプレイ 750x1334 |
内蔵 メモリ |
RAM 4GB(推定値) ROM 64/128/256GB |
RAM 3GB(推定値) ROM 64/128/256GB |
外部 メモリ |
- | - |
背面 カメラ |
広角 12MP F1.8 超広角 12MP F2.4 ナイトモード Deep Fusion 光学2倍ズーム |
広角 12MP F1.8 スマートHDR |
前面 カメラ |
12MP F2.2 | 7MP F2.2 Deep Fusion 自動HDR |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac/ax | 802.11 a/b/g/n/ac/ax |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 | Bluetooth 5.0 |
コネクタ | Lightning | Lightning |
生体認証 | 顔認証 | Touch ID(指紋認証) |
NFC | 対応 | 対応 |
おサイフ ケータイ |
対応 | 対応 |
テレビ | - | - |
耐久性 | IP68 | IP67 |
SIM | nanoSIM+eSIM | nanoSIM+eSIM |
トリプル スロット |
- | - |
その他 | - | - |
発売時期 | 2019年9月 | 2020年4月 |
iPhone 11とiPhone SE 第2世代で大きく異なるのは、カメラ性能、ディスプレイサイズ、認証方式、バッテリ容量です。
カメラ性能
広角カメラは同性能ですが、iPhone 11は、超広角カメラを追加搭載しています。また、ナイトモード、Deep Fusionが搭載されており、暗所の撮影がiPhone SEより圧倒的に強いです。光学2倍ズームも搭載しています。
ディスプレイサイズ
ディスプレイサイズは、iPhone 11が6.1インチ、iPhone SEが4.7インチと大きく異なります。解像度は、iPhone 11の方が高く、1画面に表示できる情報量が多いです。ただし、iPhone 11は、大画面を搭載する分、本体サイズが大きく重量もあります。
認証方式
認証方式は、iPhone 11がFace ID(顔認証)、iPhone SEがTouch ID(指紋認証)と異なります。顔認証は便利ですが、マスク社会となり指紋認証の方が若干利便性が高く感じます。顔認証が使えなくてもパスワード認証が使えます。
バッテリ容量
バッテリ容量は非公式のため推定値となりますが、iPhone 11が3110mAh、iPhone SEが1821mAhと差があります。iPhone 11の方がビデオ再生時間の公称値で3割程度バッテリ持ちがいいようです。
それ以外では、iPhone 11は、RAM容量が1GB増、防水性能が若干高くなっています。
共通仕様
iPhone 11とiPhone SEは、Bluetooth、Wi-Fi、おサイフケータイなど使い勝手の根幹に関わる部分で共通している仕様も多いです。
ただし、共に高性能SoC A13 Bionicチップを搭載していますが、ベンチマークスコアを見ると、iPhone SEは、若干性能が抑えられているようです。
iPhone 11の方が高性能ですが、差はディスプレイサイズやカメラ性能など一部に限られます。高性能SoC、おサイフケータイや防水防塵など共通する部分も多いため、用途に応じた選択になりそうです。
iPhone 11とiPhone SE外観比較
ディスプレイ面は、iPhone 11はノッチデザイン、iPhone SEは上下に太めのベゼルデザインで異なります。それ以外は、デザインに大きな違いを感じません。
本体サイズは、iPhone SEが横幅67.3mmと片手持ちしやすいサイズ感です。縦幅も適度なので片手操作が容易です。一方、iPhone 11は、横幅75.7mmと広くホールドするには手を選びます。縦幅150.9mmあるので、片手操作だと上部まで親指が届きません。
ケースを着用すると、さらにサイズが大きくなります。iPhone 11を検討するなら、1度実機を確認した方がいいと思います。
iPhone 11とiPhone SE維持費比較
UQ mobileにおけるiPhone 11とiPhone SEの全ラインナップの維持費です。条件は、新規・MNP、36回払いです。
機種名 | くりこしS | くりこしM | くりこしL |
---|---|---|---|
iPhone 11 256GB | 3,478円 | 4,468円 | 5,568円 |
iPhone 11 64GB | 3,118円 | 4,108円 | 5,208円 |
iPhone SE 128GB | 3,058円 | 4,048円 | 5,148円 |
iPhone SE 64GB | 2,728円 | 3,718円 | 4,818円 |
iPhone 11とiPhone SEの維持費の差は、64GBモデルで390円です。容量に差がありますが、上位モデルは420円差です。
UQ mobileは、iPhoneの販売価格が安いです。音声通話SIMの料金を含めても、維持費が月額3,000円程度と負担は小さく済ませられます。
まとめ:iPhoneの選択肢が増えてUQ mobileの魅力がアップ!
UQ mobileは、iPhone SEを販売していますが、高性能なiPhoneを求めるユーザには物足りなさがありました。
今回、iPhone 11がラインナップに追加されることによりiPhoneの選択肢が増し、UQ mobileの魅力がアップしたと感じます。
また、UQ mobileは、従来からPhoneの販売価格が安いこともあり、高性能がiPhone 11が安く買えるというだけでも魅力的です。
iPhone 11に向いてる人、iPhone SEに向いている人
最後に、iPhone 11の特徴やiPhone SEとの比較から、どっちのiPhoneが向いているかを考えてみます。
- カメラを綺麗に撮影したい人
- 大画面で見たい人
- バッテリ持ちを重視する人
- 指紋認証がなくても大丈夫な人
iPhone 11は、カメラ性能の高さ、Liquid Retina HDの大画面で美しいディスプレイが大きな魅力です。これらを重視する人はiPhone 11がお薦めです。iPhone SEに比べると、バッテリ持ちもかなり長いです。
認証方式の選択は若干悩みそうですが、iPhone 11は、顔認証だけでなく従来のパスワード認証も使えるので困ることはありません。認証方式以外の性能面で困ることは、ほぼ無いと思います。
- 持ちやすさを重視する人
- カメラにこだわりが少ない人
- 充電環境が充実している人
- 指紋認証を好む人
- 安くiPhoneを持ちたい人
iPhone SEは、小型で持ちやすい端末を求める人に最適です。iPhone 11と同じA13 Bionicチップ搭載で高い性能も魅力です。カメラは、iPhone 11には劣りますが、写真撮影が苦手という訳ではありません。むしろスマートフォンの中では、かなり満足度の高い撮影ができる方です。指紋認証対応でマスク社会では重宝します。
バッテリ持ちは、あまり使わなければ2~3日、しっかり使うと1日程度なのでライトユーザ向けです。モバイルバッテリなどの充電環境があると安心できます。
iPhoneを選ぶ時の参考になれば幸いです。